こんにちは。
ジェクサースモールジム武蔵境です。
メジャーリーグベースボールと小林製薬に激震が走っています。
大谷翔平に限らず過去には新庄剛志、その他多くの著名人が
有名になってたくさんのお金を稼ぐようになると
どこからともなく”取り巻き”のような人たちが近づいてくる、
そして接点を持っていく中でお金の管理を任せるようになると
裏では長い間中抜きされ、持ち逃げされてその関係が終わるということをメディアで話していますから、今回の件もいわばお金持ちの間では”あるある”なのかも知れません。
また、小林製薬のサプリメントも大激震です。
この記事を書いている時点ではまだはっきりとした原因は調査中の段階であり、
原因究明に努めているとのことですが、現時点で我々が主張したいのは
「健康状態を短絡的に考えず、まず根本に目を向けてほしい」ということです。
今回の出来事の原因になったサプリメントは
コレステロールを下げる(正常値に戻す)作用を謳ったもので、利用していたのはやはりコレステロールが気になる方ということになるのですが、「コレステロールが高い」という症状に対して
「ではどんな薬やサプリメントを飲めばいいのかな?」という発想になってしまっていなかったかが気になります。もちろん体質的にコレステロールが慢性的に高いという人もいるのですが
血液検査などでわかるあらゆる体の症状の原因はその人の生活習慣と食習慣に起因します。
血圧は別にして、コレステロールや血糖値、または中性脂肪などの各数値が「高い」というのはそれらの原因にあたる栄養素(血糖値であれば糖質、コレステロールや中性脂肪であれば脂質)が過多になっている=摂りすぎ食べすぎになっていることがまず疑われますので、
まずは日々の自分の食事内容や栄養バランスはどんなか?を見直すべきです。
反対に、血液中の各成分が基準値よりも低すぎるということであれば
足りない栄養を補う=しっかり食べるべきということになり、
その際に食材選びが困難であるとか、手軽に栄養バランスを整えるのに役立つのがサプリメントを摂ることになるわけです。
「何かの数値が高い」という現象に対して
それを何かの成分や栄養素、経口薬で抑え込むというのは
例えて言うなら蛇口から出続ける水を手で押さえつけて止めるようなもので、
根本的に蛇口の元栓を閉めていくことにはなっていません。
何かが過剰になっている=数値が高いということであれば
過剰になってるものを控える、避ける、摂らないようにする、まずはそうやって対応していくべきです。