こんにちは。
ジェクサー・スモールジム武蔵境店です。
先月か先々月にこのブログで
「レカネマブ」という薬について書きました。
いわゆる肥満薬の一つで、言い方によっては「やせ薬」とも言えますが
医師の処方が必要という条件付きです。
そして昨日は大正製薬から、
やはり肥満薬の「アライ」が発表されました。
スマホのニュース通知にも表示されるほど大きな話題になっているようです。
※ちなみに毎年3月4日は「世界肥満デー」という日だそうです。
ダイエットしたい、痩せたいという願望は世界共通のようですね。
今回発売される「アライ」について
薬の作用などについて色々書くことができますが、
今回は「これは!」と特に注目した点について書いてみます。
まずアライの最大の特徴とも言えるのが「薬局で買えること」です。
医師の処方箋無しで購入ができるということで
手軽に痩せたい人、楽して痩せたい人(できればみんなそうしたい)には待ってしました!と言えるかと思います。
これまでも「○○茶」などの飲料で「内臓脂肪や体脂肪を減らす効果がある」と謳った製品や健康食品はたくさんありましたし、今もたくさんありますが
このアライは「飲み薬」ですので栄養補助食品とは明確に違います。
効果を期待する人も多いのではないでしょうか?
処方箋無しで薬局で買えるとなれば
もうみんなその薬に殺到しちゃうんじゃないかと思いましたが
報道を見ていくと、やはり乱用を避けるために販売元は対応を考えています。
まずアライを購入するためにはやはり
メタボ(腹囲がその基準にあること)であったり肥満であること明確になってといけません。
既にある程度体脂肪が低いボディビルダーやフィジーカーが
コンテストのためにさらに体脂肪を落とす目的でアライを使うことはできないわけです。
次に、購入する3か月前から自分で何とかしようと改善に取り組んでいる必要があります。
具体的に言うと、運動習慣を生活の中に取り入れ食事内容も変えている
という自助努力とその履歴が必要なんだそうです。
さらに、実際に薬を購入する1か月前から自分で体重や腹囲なども
計測してその記録もつけておかなくてはいけません。
アライを使う必要性があることと、そのための自助努力をしていることが
薬剤師に認められて初めてその購入ができます。
さらには薬を服用している期間中も自分の身体についての記録は付け続けなくてはいけません。
(結果的になあなあになっちゃうんじゃないかという懸念もありますが)
やせ薬を購入するためには
「生活の中に運動習慣を設けている必要がある」というこの点は非常にいいですね!
運動習慣をつけるためにぜひ我々のような運動施設を活用してほしいです!
アライを使ってみようかと思っている方はぜひスモールジムに足を運んでください!