こんにちは。
ジェクサースモールジム武蔵境です。
基本的なことなのですが、運動ってなぜ身体に良いことなんでしょうか?
何となく誰もが「運動=体に良い=健康になること」だという認識はしていますが
なぜそうなんですか?と聞かれると、パッと答えが出せない人も多いのではないかと思います。
トレーニング指導者の中にも意外と「う・・・」と答えに詰まる人は多いのではないでしょうか?
運動がもたらす「体への良い刺激」は無数にありますが
個人的に一つ上げるとするならば「体温が上がるから」と答えます。
新型コロナウイルスや現在でもインフルエンザの感染が拡大していますが
それらの影響で、多くの人が注目するようになったのが「免疫」です。
薬やワクチンを利用することに合わせて、そもそも病気にならない免疫力、
仮にウイルスを吸い込んだとしても体内で増殖させない、または
ウイルスを消滅させてしまう力=免疫力を強化しておくことが
重要であるということがここまで注目されるようになったのは本当にここ最近の話でしょう。
そしてその免疫力とは何か?
より具体的に言えば「体温」という答えになります。
風邪を引いたり、ウイルスに感染したりすると熱が出ますね。
コロナもインフルも40℃前後という高温になるほど体温が上がりますが
これらは、ウイルスが熱を出しているわけではなく、
「ウイルスや病原菌を死滅させようとして人体が起こしている反応」です。
簡単に言えば「体内でウイルスやバイ菌を焼却しようとしている」わけですね。
統計的にも基礎体温が高い人というのは風邪などを引きにくく
癌の罹患率も非常に低くなることが明らかになっています。
体温が免疫力に直結するという本を書いている医師も多くいますし
1℃体温が下がるだけで大きく免疫力が低下することも、すぐにネット検索すれば調べられます。
運動をする、身体を動かすと
当然体が温かくなり、しっかり運動すれば体が熱くなるほどですが
それはまさに体がウイルスと戦っている状態と同じ状態です。
感染した状態では様々な症状に悩まされた状態で熱を出すので
独特のだるさや倦怠感に耐えなければなりませんが
自分で身体を動かして熱を生み出す行為にはそういったことはありません。
副作用やだるさなどに悩まされることなく
病気と闘う力にスイッチを入れることができるのが運動です。
運動が健康に良い、最大の理由がまさにそれ、体温なのです。