こんにちは。
ジェクサースモールジム武蔵境です。
昨日に続いて「方法論で考えない方が良い」について書きます。
特に筋力トレーニングについてはなぜか方法論で考えてしまう人が多いのです。
何回くらいやるの?何セットやるの?やり方どうするのがいいの?
などの質問を、トレーナーは頻繁に受けますが
こういった質問をされる方というのは筋トレというものを
まるで薬の処方のように捉えてしまっているのです。
どんな薬を、1回に何錠飲めば、どのくらいの期間飲み続ければ、効果があるのか?
と考えるのと同じように
どんなトレーニングを、1回にどのくらい、週に何回やるのが一番効率よく筋肉が付くのか?
と考えてしまっているんですね。
これは非常にもったいない考え方なんです。
例えば勉強に置き換えてみましょう。学校や塾の先生に
「どんな教科書を、1日何ページ読んで、何ページノートを取って、何教科やれば成績がよくなりますか?」
「一日何時間勉強する方がいいですか?、毎日勉強するほうがいいですか?、それとも1日空ける方がいいですか?」
などの質問をするでしょうか?
仮にこういった質問をしたとしても先生や講師は答え方に困ってしまうと思います。
あるいはテニスやゴルフなどのスポーツも同じです。
・素振りは何回やるのがいいのか?
・球を何球打つのがいいのか?
・週に何回練習するのがいいのか?
という具合に考えてみればわかるかと思いますが、
勉強でも運動でも「何をどうやれば一番効果的なのか?」を追求しても
プロの選手や講師だってそんなのわかりません。
ただ、なぜか筋力トレーニングに関しては
「”もっとも効率的な特定のやり方”というのがあって、一回だけそれを教えてもらって後は自分で気がついたときにやれば筋肉がついて体が引き締まっていくだろう」
と考えてしまう人が多いのです。
一番効果的な方法はなんですか?と探しても、それはわからないんですね。